思春期で悩まれている方々へ
思春期とは、子供から大人に変わっていく8歳~18歳くらいまでの時期のことを言います。この時期は特に、身体が大きく成長するため心の成長が追いつかず、精神が不安定になると不調が現れやすい時でもあります。
「身体の変化」と「心の変化」は同じペースで進むわけでなく、変化もスピードも人それぞれです。
友人にも言えずに、一人で抱え込んでいることはありませんか?
治療は、最初から漢方をご希望でしたら漢方外来のご予約をお勧め致します。
WEB・LINE予約はできません。お電話にてご予約をお願いいたします。
0歳〜18歳の方はご来院時に母子手帳をご持参ください。
相談の多いお悩み
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起立性調節障害
起立性調節障害は自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気です。
そのため、朝になかなか起きることが出来ない、朝の食欲不振、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が起こります。症状は午前中に強く、午後からは体調が回復することが多いです。夜には元気になり、逆に目がさえて眠れないこともあります。 -
思春期のPMS
(月経前症候群)PMSとは、月経前に3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。症状としては情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、のぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感、腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなど、様々にあり、とくに精神状態が強い場合には、月経前不快気分障害(PMDD)の可能性があります。
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不登校、引きこもり
不登校となってしまったお子さんの多くが自分でもなぜこうなってしまったのか理由が分からなくて困っています。もし、原因についてわかっていてもなかなか誰かに相談することは難しいです。
時には身体の不調として頭痛、吐き気、腹痛でトイレにこもって出られない、登校前夜に眠れないなどの症状が現れることもございます。 -
不眠症
睡眠は脳の休息のために欠かせないものです。その時間が短くなったり、質の悪いものになり、疲労感がとれず日常生活に苦痛や支障を来す状態が週3回以上あり、その状態が1ヶ月以上続く場合を不眠症と呼び、治療の対象になります。不眠症が続くと、集中力や記憶力、注意力の低下、イライラや焦り、疲れやすくなるなど様々な影響があるため、不眠が長期化している場合は専門医に早めに受診するようにしましょう。
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注意欠如・多動症(ADHD)
ADHDは不注意・多動性・衝動性の3つの主症状によって定義された神経発達症群の一つです。特徴としては、「忘れ物が多い」、「落ち着きがない」「思ったまま」に行動してしまうことなどが挙げられます。治療としては心理・社会的療法を主とし必要に応じて薬物療法を併用することが一般的です。学校との連携といった環境調整や特性に配慮した支援を行うことで、症状が軽減される場合があります。ADHDに対する保険適応で承認された薬を併用することもあります。
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片頭痛
片頭痛も起立性調節障害の1つで、女性に多いです。症状は頭痛発作を繰り返し、発作は4~72時間持続します。片側性、拍動性(ズキズキする)の頭痛で、悪心や光過敏・音過敏を伴うことがあります。心療内科で治療する患者さんに多いのは、疲労、睡眠、ストレスなどです。
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過食、拒食
女性は特に心の葛とうが摂食障害の異常にあらわれやすい傾向があります。こじらせて生命の危険が生じるような重症になるまで放置しないことが大切です。